江東区の不動産取引と地価公示のデータ

江東区の不動産の取引価格と地価公示を、取引の種類ごとに集計したページです。数字は地域の取引や標準地をまとめたもので、個別の物件の価格を示すものではありません。売る・貸す・残すを考えるときに、地域の取引の広がりを確かめる材料として使ってください。

江東区のデータの要点

江東区の2024年第1四半期から2025年第4四半期までの取引は、件数の多い順に、中古マンション等 2,345件、土地と建物 347件、土地 127件です。3種類を合わせた件数は、地域データのページがある22区市の中で、真ん中より多い側にあたります。

土地と建物の総額の中央値は 7,000万円 で、東京都全体の中央値 6,100万円 より高く、土地と建物の中央値を載せている22区市の中では真ん中より高い側です。中古マンション等の㎡単価の中央値は 109.1万円/㎡ で、東京都全体の中央値 104.3万円/㎡ より高く、中古マンション等の中央値を載せている22区市の中では真ん中より高い側です。「土地」は、直近2年のいずれかで取引が基準の件数に満たないため、中央値を載せていません。

この要約は集計の数値から機械的に作ったもので、これからの価格の動きを示すものではありません。

  • 件数2024年第1四半期〜2025年第4四半期の取引は、土地 127件、土地と建物 347件、中古マンション等 2,345件 です。
  • 土地と建物総額の中央値は 7,000万円 です(25%点 4,900万円、75%点 16,000万円)。
  • 中古マンション等㎡単価の中央値は 109.1万円/㎡ です(25%点 83.3万円/㎡、75%点 132.0万円/㎡)。
  • 地価公示2026年1月1日時点の住宅地の標準地は 26地点 です。価格は、下の「地価公示」の節に書いた理由で、いまは載せていません。

地価公示(2026年1月1日時点)

地価公示は、標準的な土地(標準地)について、毎年1月1日時点の1㎡あたりの価格を判定して公示するものです。「近隣地域の標準的な画地の価格水準を示すものであって、最高又は最低の地価を示すものではありません」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第4条(2)②)。取引価格とは作られ方が違うため、このページでは同じ表や同じ軸に並べていません。

地価公示の価格と変動率は、いまは載せていません。このカテゴリで使っているデータは、地点ごとに複数の鑑定評価員が作った鑑定評価書で、評価書の間で価格が違う地点では、公表された公示価格とどの評価書の値も一致しないことがあるためです。公表された価格と照合できるまで、地点数だけを示します。

2026年の地価公示(区分ごと)
区分地点数
住宅地26地点
商業地17地点
住宅地の地点数(各年1月1日時点)
年地点数
2022年27地点
2023年27地点
2024年27地点
2025年26地点
2026年26地点

取引価格(直近8四半期)

不動産取引価格情報を、取引の種類ごとに分けて集計しました。種類を混ぜると中央値の意味が変わるため、種類をまたいだ合計の中央値は出していません。調停・競売や関係者間の取引など、事情が特殊な取引は除いています(除いた件数は表にあります)。土地では、「私道を含む取引」も除いており、直近8四半期で 25件 です。私道の面積が含まれると㎡単価が低く出るためで、総額で見る土地と建物、中古マンション等では除いていません。直近の四半期の件数と値は、あとから取引が追加・修正されて変わることがあります。

土地

土地は、直近2年のいずれかで取引が100件に満たないため、中央値を載せていません(直近8四半期の件数: 127件)。

土地と建物

土地と建物の集計(直近8四半期)
指標値
直近8四半期の件数347件
2024年第1四半期〜2024年第4四半期の件数167件
2025年第1四半期〜2025年第4四半期の件数180件
集計から除いた取引5件
総額の中央値7,000万円
総額の25%点4,900万円
総額の75%点16,000万円
東京都全体の総額の中央値(参考)6,100万円
江東区の土地と建物の四半期別総額の中央値(2021年第2四半期から2025年第4四半期。件数が少ない四半期は表示していない) 総額の中央値 4,000万円 6,000万円 8,000万円 10,000万円 12,000万円 6,000万円 6,400万円 2021Q2 2022Q2 2023Q2 2024Q2 2025Q2 2025Q4
土地と建物の四半期別総額の中央値(件数が少ない四半期は表示していません。基準は「読み方の注意」)。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
土地と建物の四半期別の件数と総額の中央値
四半期件数総額の中央値
2021年第2四半期51件6,000万円
2021年第3四半期42件5,650万円
2021年第4四半期43件6,000万円
2022年第1四半期46件8,000万円
2022年第2四半期36件5,800万円
2022年第3四半期55件6,400万円
2022年第4四半期56件6,350万円
2023年第1四半期40件6,550万円
2023年第2四半期53件10,000万円
2023年第3四半期43件7,500万円
2023年第4四半期42件5,800万円
2024年第1四半期40件7,200万円
2024年第2四半期37件6,000万円
2024年第3四半期39件10,000万円
2024年第4四半期51件7,400万円
2025年第1四半期45件6,500万円
2025年第2四半期44件6,950万円
2025年第3四半期43件7,200万円
2025年第4四半期48件6,400万円

中古マンション等

中古マンション等の集計(直近8四半期)
指標値
直近8四半期の件数2,345件
2024年第1四半期〜2024年第4四半期の件数1,191件
2025年第1四半期〜2025年第4四半期の件数1,154件
集計から除いた取引2件
㎡単価の中央値109.1万円/㎡
㎡単価の25%点83.3万円/㎡
㎡単価の75%点132.0万円/㎡
東京都全体の㎡単価の中央値(参考)104.3万円/㎡
総額の中央値4,000万円
総額の25%点2,900万円
総額の75%点7,400万円
東京都全体の総額の中央値(参考)3,600万円
面積が数値でないため単価から除いた件数0件
江東区の中古マンション等の四半期別㎡単価の中央値(2021年第2四半期から2025年第4四半期。件数が少ない四半期は表示していない) ㎡単価の中央値 80.0万円/㎡ 100.0万円/㎡ 120.0万円/㎡ 140.0万円/㎡ 160.0万円/㎡ 93.3万円/㎡ 124.0万円/㎡ 2021Q2 2022Q2 2023Q2 2024Q2 2025Q2 2025Q4
中古マンション等の四半期別㎡単価の中央値(件数が少ない四半期は表示していません。基準は「読み方の注意」)。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
中古マンション等の四半期別の件数と㎡単価の中央値
四半期件数㎡単価の中央値
2021年第2四半期317件93.3万円/㎡
2021年第3四半期305件86.7万円/㎡
2021年第4四半期302件89.7万円/㎡
2022年第1四半期278件92.0万円/㎡
2022年第2四半期299件95.7万円/㎡
2022年第3四半期320件95.0万円/㎡
2022年第4四半期275件96.2万円/㎡
2023年第1四半期272件97.2万円/㎡
2023年第2四半期285件97.1万円/㎡
2023年第3四半期286件100.0万円/㎡
2023年第4四半期254件100.0万円/㎡
2024年第1四半期310件103.4万円/㎡
2024年第2四半期331件107.1万円/㎡
2024年第3四半期278件106.3万円/㎡
2024年第4四半期272件105.4万円/㎡
2025年第1四半期288件108.0万円/㎡
2025年第2四半期277件110.0万円/㎡
2025年第3四半期333件116.0万円/㎡
2025年第4四半期256件124.0万円/㎡

条件をそろえた比較(土地・同じ用途地域・2025年)

取引価格と地価公示を比べるときは、条件を「土地のみ」「同じ用途地域」「同じ年」にそろえ、別々の表で示します。取引は2025年第1〜第4四半期、地価公示は2025年1月1日時点の住宅地です。取引が20件以上、地価公示が2地点以上ある用途地域だけを載せています。

表1 土地の取引(2025年第1〜第4四半期、土地のみ)
用途地域件数㎡単価の中央値
準工業地域52件100.0万円/㎡
表2 地価公示(2025年1月1日時点、住宅地)
用途地域地点数
準工業地域15地点

表2の地価公示の価格と、表1との比は、いまは載せていません。使っているデータ(地点ごとに複数の鑑定評価員が作った鑑定評価書)からは、公表された公示価格を確定できない地点があるためです。取引価格は実際の取引の総額と面積から求めた値で、取引ごとの事情を含みます。地価公示は、標準的な画地について鑑定評価をもとに判定した1月1日時点の価格です。2つは作られ方が違うため、同じ軸のグラフには重ねていません。

数字を読むときの注意

  • 中央値集計した取引を価格の大きさで並べたときの真ん中の値です。個別の物件の価格は、立地、面積、築年数、状態、取引の事情で変わります。
  • 取引価格不動産取引価格情報は、取引の当事者へのアンケートの回答をもとに、個別の物件が特定できないよう加工して公表されている情報です。すべての取引を含むものではなく、個別の事情を含む取引も混ざります。
  • 件数1四半期の件数が5件未満の四半期は、推移の図と表で中央値を出していません。
  • 成約価格このページでは成約価格情報を使っていません。「不動産取引価格情報及び成約価格情報(…)には、同一取引に係る情報が双方に掲載されている場合があります」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第5条(2))とされているためです。
  • 参考情報「コンテンツは、不動産取引時における重要事項説明や建築確認申請等の手続に用いることを保証するものではなく、参考情報としての利用を想定しています」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第3条(4))。

この地域のデータの読み方

江東区が令和4年3月に策定した「江東区都市計画マスタープラン2022」のページは、区が向き合う課題として、自然災害への備えやゼロカーボンシティのほか、地下鉄8号線延伸の早期事業化、新駅2駅を中心としたまちづくり、オリンピック・パラリンピックのレガシーの活用を含む臨海部のまちづくり、新しい生活様式への対応を並べています。

このマスタープランの重点戦略の一つが「浸水対応型のまちづくり」です。区はこれを具体化するため、令和6年3月に江東区浸水対応型まちづくりビジョンを策定しました。ビジョンは「大規模水害による犠牲者ゼロの実現」を掲げ、垂直避難ゾーンの形成に向けて、目指す姿や拠点エリアをつくる方向性を示しています。

集合住宅の建設にも、区独自の方針があります。令和5年3月策定、令和6年1月1日施行の江東区マンション建設方針は、柱を三つ立てています。ファミリー住戸の附置の義務化や条例の適用範囲の拡大といったワンルームマンション対策、建物への浸水対策と緊急時の垂直避難先の確保という防災(浸水)対策、そして駐車場の台数の削減や電気自動車の充電設備などの地球温暖化対策の義務化を含む、マンションの持続可能性の向上です。

古い建物と空き家については、令和5年6月に江東区老朽空家等対策計画が、空家等対策の推進に関する特別措置法第6条にもとづいて策定されました。計画期間は令和5年度から令和11年度までの7年間です。中古マンション等の表は、マンション建設方針の施行の前と後に分けて集計したものではありません。

解説の執筆: Real Estate 7 Grid 編集部(AIを用いて作成し、公的資料と照合)。この解説の出典: 江東区「江東区都市計画マスタープラン2022」(2022年3月。確認日: 2026-10-07)、江東区「江東区浸水対応型まちづくりビジョンの策定」(2024年3月。確認日: 2026-10-07)、江東区「江東区マンション建設方針」(2023年3月(2024年1月1日施行)。確認日: 2026-10-07)、江東区「江東区老朽空家等対策計画」(2023年6月。確認日: 2026-10-07)

出典とこのページの作成者

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))

「不動産取引価格情報」「地価公示」(国土交通省)をもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)

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このページの集計・図表・文章は櫻井克彰が作成・運営しています。国土交通省が作成・監修したものではありません。掲載している数値は地域の取引や標準地の集計であり、個別の物件の価格を示すものではありません。数値を使った判断は、読者ご自身で最新の一次情報と専門家の確認を得て行ってください。

出典の記載は、不動産情報ライブラリの利用約款と「公共データ利用規約(第1.0版)」(PDL1.0)に沿って行っています。地価公示と取引価格は性質の違う数字のため、同じ表や同じ軸には並べていません。

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