杉並区の不動産取引と地価公示のデータ

杉並区の不動産の取引価格と地価公示を、取引の種類ごとに集計したページです。数字は地域の取引や標準地をまとめたもので、個別の物件の価格を示すものではありません。売る・貸す・残すを考えるときに、地域の取引の広がりを確かめる材料として使ってください。

杉並区のデータの要点

杉並区の2024年第1四半期から2025年第4四半期までの取引は、件数の多い順に、中古マンション等 1,188件、土地と建物 1,071件、土地 399件です。3種類を合わせた件数は、地域データのページがある22区市の中で、真ん中より多い側にあたります。

土地の㎡単価の中央値は 76.0万円/㎡ で、東京都全体の中央値 49.0万円/㎡ より高く、土地の中央値を載せている12区市の中では真ん中より高い側です。土地と建物の総額の中央値は 8,700万円 で、東京都全体の中央値 6,100万円 より高く、土地と建物の中央値を載せている22区市の中では真ん中より高い側です。中古マンション等の㎡単価の中央値は 104.0万円/㎡ で、東京都全体の中央値 104.3万円/㎡ より低く、中古マンション等の中央値を載せている22区市の中では真ん中より高い側です。

この要約は集計の数値から機械的に作ったもので、これからの価格の動きを示すものではありません。

  • 件数2024年第1四半期〜2025年第4四半期の取引は、土地 399件、土地と建物 1,071件、中古マンション等 1,188件 です。
  • 土地㎡単価の中央値は 76.0万円/㎡ です(25%点 62.0万円/㎡、75%点 91.0万円/㎡)。
  • 土地と建物総額の中央値は 8,700万円 です(25%点 6,800万円、75%点 13,000万円)。
  • 中古マンション等㎡単価の中央値は 104.0万円/㎡ です(25%点 85.0万円/㎡、75%点 122.9万円/㎡)。
  • 地価公示2026年1月1日時点の住宅地 62地点 の中央値は 69.4万円/㎡、変動率の中央値は +8.1% です。

地価公示(2026年1月1日時点)

地価公示は、標準的な土地(標準地)について、毎年1月1日時点の1㎡あたりの価格を判定して公示するものです。「近隣地域の標準的な画地の価格水準を示すものであって、最高又は最低の地価を示すものではありません」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第4条(2)②)。取引価格とは作られ方が違うため、このページでは同じ表や同じ軸に並べていません。

2026年の地価公示(区分ごと)
区分地点数㎡あたり価格の中央値変動率の中央値
住宅地62地点69.4万円/㎡+8.1%
商業地24地点115.0万円/㎡+17.6%
杉並区の地価公示(住宅地)の㎡あたり価格の中央値の推移(2022年から2026年、各年1月1日時点) 住宅地の中央値 50.0万円/㎡ 60.0万円/㎡ 70.0万円/㎡ 80.0万円/㎡ 90.0万円/㎡ 53.6万円/㎡ 69.4万円/㎡ 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年
地価公示(住宅地)の㎡あたり価格の中央値。各年に公示された標準地の集合から求めたもので、同じ地点を追った値ではありません。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
住宅地の地点数と中央値(各年1月1日時点)
年地点数㎡あたり価格の中央値
2022年63地点53.6万円/㎡
2023年62地点56.4万円/㎡
2024年62地点59.0万円/㎡
2025年62地点64.0万円/㎡
2026年62地点69.4万円/㎡

取引価格(直近8四半期)

不動産取引価格情報を、取引の種類ごとに分けて集計しました。種類を混ぜると中央値の意味が変わるため、種類をまたいだ合計の中央値は出していません。調停・競売や関係者間の取引など、事情が特殊な取引は除いています(除いた件数は表にあります)。土地では、「私道を含む取引」も除いており、直近8四半期で 80件 です。私道の面積が含まれると㎡単価が低く出るためで、総額で見る土地と建物、中古マンション等では除いていません。直近の四半期の件数と値は、あとから取引が追加・修正されて変わることがあります。

土地

土地の集計(直近8四半期)
指標値
直近8四半期の件数399件
2024年第1四半期〜2024年第4四半期の件数201件
2025年第1四半期〜2025年第4四半期の件数198件
集計から除いた取引82件
㎡単価の中央値76.0万円/㎡
㎡単価の25%点62.0万円/㎡
㎡単価の75%点91.0万円/㎡
東京都全体の㎡単価の中央値(参考)49.0万円/㎡
面積が数値でないため単価から除いた件数0件
杉並区の土地の四半期別㎡単価の中央値(2021年第2四半期から2025年第4四半期。件数が少ない四半期は表示していない) ㎡単価の中央値 50.0万円/㎡ 60.0万円/㎡ 70.0万円/㎡ 80.0万円/㎡ 90.0万円/㎡ 60.0万円/㎡ 80.0万円/㎡ 2021Q2 2022Q2 2023Q2 2024Q2 2025Q2 2025Q4
土地の四半期別㎡単価の中央値(件数が少ない四半期は表示していません。基準は「読み方の注意」)。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
土地の四半期別の件数と㎡単価の中央値
四半期件数㎡単価の中央値
2021年第2四半期59件60.0万円/㎡
2021年第3四半期75件64.0万円/㎡
2021年第4四半期49件57.0万円/㎡
2022年第1四半期43件65.0万円/㎡
2022年第2四半期55件68.0万円/㎡
2022年第3四半期50件63.0万円/㎡
2022年第4四半期37件66.0万円/㎡
2023年第1四半期44件71.5万円/㎡
2023年第2四半期40件74.0万円/㎡
2023年第3四半期38件70.0万円/㎡
2023年第4四半期49件67.0万円/㎡
2024年第1四半期45件70.0万円/㎡
2024年第2四半期55件76.0万円/㎡
2024年第3四半期60件72.0万円/㎡
2024年第4四半期41件80.0万円/㎡
2025年第1四半期53件74.0万円/㎡
2025年第2四半期57件80.0万円/㎡
2025年第3四半期47件79.0万円/㎡
2025年第4四半期41件80.0万円/㎡

土地と建物

土地と建物の集計(直近8四半期)
指標値
直近8四半期の件数1,071件
2024年第1四半期〜2024年第4四半期の件数521件
2025年第1四半期〜2025年第4四半期の件数550件
集計から除いた取引3件
総額の中央値8,700万円
総額の25%点6,800万円
総額の75%点13,000万円
東京都全体の総額の中央値(参考)6,100万円
杉並区の土地と建物の四半期別総額の中央値(2021年第2四半期から2025年第4四半期。件数が少ない四半期は表示していない) 総額の中央値 6,000万円 7,000万円 8,000万円 9,000万円 10,000万円 7,100万円 9,050万円 2021Q2 2022Q2 2023Q2 2024Q2 2025Q2 2025Q4
土地と建物の四半期別総額の中央値(件数が少ない四半期は表示していません。基準は「読み方の注意」)。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
土地と建物の四半期別の件数と総額の中央値
四半期件数総額の中央値
2021年第2四半期155件7,100万円
2021年第3四半期162件7,400万円
2021年第4四半期121件8,000万円
2022年第1四半期115件7,800万円
2022年第2四半期114件7,600万円
2022年第3四半期104件8,000万円
2022年第4四半期111件8,100万円
2023年第1四半期122件8,100万円
2023年第2四半期128件8,200万円
2023年第3四半期131件8,400万円
2023年第4四半期130件8,300万円
2024年第1四半期125件8,200万円
2024年第2四半期125件8,200万円
2024年第3四半期126件8,400万円
2024年第4四半期145件8,600万円
2025年第1四半期147件9,300万円
2025年第2四半期140件8,450万円
2025年第3四半期139件9,200万円
2025年第4四半期124件9,050万円

中古マンション等

中古マンション等の集計(直近8四半期)
指標値
直近8四半期の件数1,188件
2024年第1四半期〜2024年第4四半期の件数612件
2025年第1四半期〜2025年第4四半期の件数576件
集計から除いた取引4件
㎡単価の中央値104.0万円/㎡
㎡単価の25%点85.0万円/㎡
㎡単価の75%点122.9万円/㎡
東京都全体の㎡単価の中央値(参考)104.3万円/㎡
総額の中央値3,300万円
総額の25%点2,200万円
総額の75%点6,100万円
東京都全体の総額の中央値(参考)3,600万円
面積が数値でないため単価から除いた件数0件
杉並区の中古マンション等の四半期別㎡単価の中央値(2021年第2四半期から2025年第4四半期。件数が少ない四半期は表示していない) ㎡単価の中央値 80.0万円/㎡ 90.0万円/㎡ 100.0万円/㎡ 110.0万円/㎡ 120.0万円/㎡ 90.0万円/㎡ 110.0万円/㎡ 2021Q2 2022Q2 2023Q2 2024Q2 2025Q2 2025Q4
中古マンション等の四半期別㎡単価の中央値(件数が少ない四半期は表示していません。基準は「読み方の注意」)。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
中古マンション等の四半期別の件数と㎡単価の中央値
四半期件数㎡単価の中央値
2021年第2四半期185件90.0万円/㎡
2021年第3四半期157件95.0万円/㎡
2021年第4四半期166件93.8万円/㎡
2022年第1四半期153件90.0万円/㎡
2022年第2四半期151件92.3万円/㎡
2022年第3四半期157件92.0万円/㎡
2022年第4四半期147件100.0万円/㎡
2023年第1四半期152件92.0万円/㎡
2023年第2四半期142件96.0万円/㎡
2023年第3四半期176件95.6万円/㎡
2023年第4四半期148件91.7万円/㎡
2024年第1四半期147件102.2万円/㎡
2024年第2四半期174件101.7万円/㎡
2024年第3四半期138件100.0万円/㎡
2024年第4四半期153件100.0万円/㎡
2025年第1四半期140件106.7万円/㎡
2025年第2四半期117件104.4万円/㎡
2025年第3四半期185件104.0万円/㎡
2025年第4四半期134件110.0万円/㎡

条件をそろえた比較(土地・同じ用途地域・2025年)

取引価格と地価公示を比べるときは、条件を「土地のみ」「同じ用途地域」「同じ年」にそろえ、別々の表で示します。取引は2025年第1〜第4四半期、地価公示は2025年1月1日時点の住宅地です。取引が20件以上、地価公示が2地点以上ある用途地域だけを載せています。

表1 土地の取引(2025年第1〜第4四半期、土地のみ)
用途地域件数㎡単価の中央値
第一種中高層住居専用地域27件83.0万円/㎡
第一種低層住居専用地域135件74.0万円/㎡
表2 地価公示(2025年1月1日時点、住宅地)
用途地域地点数㎡あたり価格の中央値
第一種中高層住居専用地域9地点67.4万円/㎡
第一種低層住居専用地域47地点60.8万円/㎡
表3 表1の中央値÷表2の中央値
用途地域比
第一種中高層住居専用地域1.23倍
第一種低層住居専用地域1.22倍

比が1より大きいか小さいかは、どちらの数字が正しいかを示すものではありません。取引価格は実際の取引の総額と面積から求めた値で、土地の形や道路付け、売り急ぎなど、取引ごとの事情を含みます。地価公示は、標準的な画地について鑑定評価をもとに判定した1月1日時点の価格です。2つは作られ方が違うため、同じ軸のグラフには重ねていません。この比から、個別の土地の価格を計算することはできません。

数字を読むときの注意

  • 中央値集計した取引を価格の大きさで並べたときの真ん中の値です。個別の物件の価格は、立地、面積、築年数、状態、取引の事情で変わります。
  • 取引価格不動産取引価格情報は、取引の当事者へのアンケートの回答をもとに、個別の物件が特定できないよう加工して公表されている情報です。すべての取引を含むものではなく、個別の事情を含む取引も混ざります。
  • 件数1四半期の件数が5件未満の四半期は、推移の図と表で中央値を出していません。
  • 成約価格このページでは成約価格情報を使っていません。「不動産取引価格情報及び成約価格情報(…)には、同一取引に係る情報が双方に掲載されている場合があります」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第5条(2))とされているためです。
  • 参考情報「コンテンツは、不動産取引時における重要事項説明や建築確認申請等の手続に用いることを保証するものではなく、参考情報としての利用を想定しています」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第3条(4))。

この地域のデータの読み方

杉並区の「地域地区(用途地域等)の概要」によると、区内には13種類ある用途地域のうち、田園住居地域、工業地域、工業専用地域を除く10種類が指定されています。区内の用途地域は、住居系と商業系の地域に準工業地域を加えた構成です。同じページによると、区では平成16年6月24日の告示で建築物の敷地面積の最低限度が指定されており、敷地を細かく分けて建てることには制限があります。土地の㎡単価は、この制限のもとでの取引をまとめた値です。

区内の地域地区には、善福寺風致地区と和田堀風致地区の2つの風致地区、和田堀特別緑地保全地区が指定され、緑地や風致を保つための規制がかかる区域があります。一方で、荻窪駅北口と新高円寺駅前には高度利用地区が定められ、駅の周辺では土地をより高度に使う規制が組まれています。用途地域をそろえた比較の表でも、同じ用途地域の中にこうした地区の指定の有無という違いが含まれています。

駅の周辺の例として、阿佐ケ谷駅北東地区では平成31年3月にまちづくり計画が策定され、令和2年3月5日に地区計画が決まりました。杉並区によると、街並み誘導型地区計画を使い、前面道路の幅員による容積率の制限や斜線制限を緩和できるようにしています。

区の計画では、杉並区まちづくり基本方針(杉並区都市計画マスタープラン)が令和5年3月に改定され、第6次杉並区住宅マスタープランが令和5〜12年度を計画期間としています。杉並区空家等対策計画は、平成28年8月の策定以来、「空家等の発生抑制と適正な管理」「空家等の利活用の促進」「管理不全な空家等への対応」に取り組み、令和5年4月に改定されました。中古マンション等の築年帯の表や土地と建物の件数を読むときは、既存の住まいの管理と活用を重視するこうした区の方針も手がかりになります。

解説の執筆: Real Estate 7 Grid 編集部(AIを用いて作成し、公的資料と照合)。この解説の出典: 杉並区「地域地区(用途地域等)の概要」(掲載日の記載なし。確認日: 2026-10-01)、杉並区「阿佐ケ谷駅北東地区のまちづくり計画・地区計画」(2020年3月5日(地区計画決定)。確認日: 2026-10-01)、杉並区「杉並区まちづくり基本方針(杉並区都市計画マスタープラン)の改定」(2023年3月。確認日: 2026-10-01)、杉並区「杉並区空家等対策計画」(2023年4月(改定)。確認日: 2026-10-01)、杉並区「第6次杉並区住宅マスタープラン(令和5〜12年度)」(2023年度。確認日: 2026-10-01)

出典とこのページの作成者

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))

地価公示の価格・変動率は、不動産情報ライブラリの「地価公示・地価調査のポイント(点)」API(XPT002)で取得した公示価格(公表値)をもとに集計しています。

「不動産取引価格情報」「地価公示」(国土交通省)をもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)

このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません

このページの集計・図表・文章は櫻井克彰が作成・運営しています。国土交通省が作成・監修したものではありません。掲載している数値は地域の取引や標準地の集計であり、個別の物件の価格を示すものではありません。数値を使った判断は、読者ご自身で最新の一次情報と専門家の確認を得て行ってください。

出典の記載は、不動産情報ライブラリの利用約款と「公共データ利用規約(第1.0版)」(PDL1.0)に沿って行っています。地価公示と取引価格は性質の違う数字のため、同じ表や同じ軸には並べていません。

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地域の集計と、個別の査定は別の数字です

このページの数字は地域の取引や標準地をまとめたもので、個別の物件の価格は示していません。売却を考えている場合は、所在地や建物の状態を踏まえた査定で確かめる方法があります。ボタンからはリビンマッチ(リビン・テクノロジーズ株式会社)の外部サイトへ移動します。

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